ヨーロッパのクラフトビール/ブルワリーを紹介するこの企画も4回目でっす!
順調でっすね!
前回は古代と21世紀を同時に体験できるイタリアのクラフトブルワリーBirrificio 79を紹介しました!

今回も悩んだあげく決めた、こちらのブルワリーに迫ってみましょう!
Eight Degrees Brewing(アイルランド)
2011年にオーストラリア人とニュージーランド人の2人のホームブルワリーが、アイルランドはコークに醸造所を構えて始まったクラフトブルワリーでっす。
実はこのブルワリー、我々タップで飲んだことがありません!笑
偉そうにブルワリー紹介しといてすみません。
けど、大好きなんです!
何でかって言えば、めっちゃボトルが手に入りやすいクラフトブルワリーなので、たくさん飲んでたからでっす!
アイルランドでのビールライフの大半はギネスやマーフィーズ、キルケニーなどでっす。
と、同時にクラフトビールもメッチャ盛んなので、毎日色んなビールが飲めるわけですね。
スタウトも好きであるなら、アイルランドという国はハードコアビール飲みにとって天国なのです!
そんな天国アイルランドでも、国中を色々周るとクラフトビールの無い町ってのがやっぱり、あります。
で、そんな時はボトルショップに足を運ぶわけですよ。どんな町にでもありますんでね。
お店に入ってビールを探します。出来れば飲んだことが無い銘柄で、しかも美味しいのが良いと悩みます。
けれど、クラフトブルワリーも増えれば増えるだけハズレの確率も残念ながら上がります。
そんな時の救世主が、大体どれ飲んでも美味しいEight Degrees Brewingなのでっす!!!
Eight Degrees Brewingのおすすめビール
THE FULL IRISH (SINGLE MALT IPA)
文字通りのアイルランド産のモルトだけを使ったIPA。
ホップにアマリロ、センテニアル、シトラなどを使っており、想像以上にジューシーで爽やかな柑橘のホップの香りと、アイリッシュエールらしいビスキーな優しい甘さがあります。
もちろん最後に雑味の苦みがありIPAとして非常に出来が良いなと思いまっす。
HOWLING GALE(I«rish»PA)
Eight Degrees Brewingのフラッグシップでっす。
色々な賞を受賞しているIPA(Irish Pale Ale)でっす。結構この名前のエールがアイルランドには多く、普通のIPAと勘違いして頼むと肩透かしを食らいまっす。
アイリッシュエール特有のビスキーな香りと優しい甘さにカスケードホップのフルーティなホップが混ざって、とても飲みやすく優しい味わい深いビールでっす。
CITRA(SINGLE HOP IPA)
これはシーズナルビールなので、すでに販売が中止になってしまっているかもしれません。
ホップはシトラのみを使ったシングルホップIPAでっす。
Eight Degrees Brewingはシングルホップシリーズを数多く作っており、このシトラが1、2を争う苦みでした。苦みと同時に、素晴らしいパッションフルーツの香りが押しよせてくるIPAでっす。
Eight Degrees Brewingの飲めるお店
先ほども書きましたが、タップ飲んだこと無いんで大した情報を書けないでっす!
ボトルである程度飲んでいたので、タップに飲んだことが無い銘柄があったら、そっちを飲んでしまいました!すみません!笑
ダブリン、コークでは多くのパブで飲む事が出来ます。
また、扱うお店も変わったりしているらしいので、ブルワリーもこのアプリで確認してね!
ってなんとも大雑把な紹介をしてきてやがりますが、何とか見つけてみてください!笑
Urban Brewing
Yelpより

あとは、ダブリンならここで飲めまっす!
Urban Brewing
所在地: Vault C, CHQ Building, Custom House Quay, Dublin時間: 12時00分~23時30分電話: +353 1 568 5989
タップでなくても良いという場合の入手は比較的簡単です。
大きめのテスコにいくとフラッグシップは置いている場合が多いでっす。
町のボトルショップも比較的若い店長がやっているお店には大体置いているので、是非とも見つけてみてください!
Eight Degrees Brewingの特徴
アイルランド南部のリムリックとコークの間にあるギャルティ山脈からの綺麗な湧き水を使っているビールで非常にマイルドな口当たりが特徴の一つです。
なぜマイルドで飲みやすい口当たりなのかというと、水質がヨーロッパと違うためです。
アイルランドの水質は硬水ではあるものの、ほかのヨーロッパに比べると柔らかく、軟水に近い水質の水が湧いていまっす。
柔らかい水質の水で作るビールは綺麗な琥珀色でさっぱりとしたビールを作るのに最適なので、その影響から非常にマイルドな口当たりのビールになっているのではと我々は思っています。
これは紅茶にも言えることでして、紅茶消費量世界2位の紅茶大国であるアイルランドでは、ヨーロッパで主流のダージリン茶葉を使わずに、ほとんどの紅茶メーカーが軟水と相性抜群のケニア産の茶葉を使っています。
Eight Degrees Brewingはシーズナルビールの数が非常に豊富で、アイルランドを訪れるごとに違うフレーバーのビールが出ていて一期一会を楽しめるブルワリーとなっていまっす。
そういう感じなんで、我々はまたボトルでの素敵な出会いを求めて旅に出たくなるのでした。
そんじゃまた!