Dianaマスターへの道

本文上




TシャツやZINEを作る上でカメラを良く使う。

別にこれといってこだわりは持っていない。デジタルでもフィルムでも自分が気に入ったものが撮れるなら何でも歓迎している。

上手くはなりたいと思っている。

イントロダクション(2019/12/29)

2019年の暮れに、ひょんなことから2台で500円という破格で手に入れたフィルムカメラがある。

Lomographyというレーベルのカメラで、左の1950年代のポンコツタブロイド誌の記者が使いそうなカメラがDiana F+で、右の舐め腐った感じのポップアイコンがFisheye2である。

Dianaというカメラにはたくさんのレンズも付いてきた。後ろにデカいメカが付属しており、どうやらチェキを入れて撮影するらしい。

付属品はこれだけで、通常の120の(ブローニーと言うらしい)デカいフィルムを使う事ができない。こんだけデカい図体なのにも関わらず、撮れる写真がチェキだけという悲惨な境遇に涙を流しながら年末調整をしていたのは内緒だ。

年末調整も終えた俺はこのロモグラフィーのカメラの使い方をネットで調べていた。

使い方は見つからなかったのだが、面白そうな展示の募集を見つけた。

LIFE LOMO展という名前のその展示は、家から歩けそうな距離にあるギャラリーで開催される年1開催の展示でロモグラファー(ロモカメラを使う人達の総称らしい)だけが集うというものであった。出展の条件はロモグラフィーのカメラを使うという事だけで、敷居はそこまで高くなさそうだ。

気が付くと俺は応募メールを送信しており、光速で返ってきたリプライには参加ありがとうの文字が。今日が12月29日で納品は1月10日。しかもHMJ冬も1月10日だ。

シャッターを切るどころか、フィルムすら装填していないのに困難が頂点に達した。

How to use??? (2020/1/3)

ケツは決まってしまったので使ってみる必要がある。

Fisheye2は普通の35mmフィルムと同じなので、35mmなら何度か使った事もあるし問題はなさそうだ。

問題はDianaで、全くもって分からん。

オールプラスチック製のボディとレンズは恐ろしく軽く、しっかり持ってる感じがなくふわふわする。

まずはフィルムカバーを外して、チェキ用のレンズ補正レンズみたいな物を装着する。

パチッとはめ込めれば問題ない様で。

これを装着することによって、ISO800のチェキフィルムの感度を200~400くらいに補正してくれるらしい。

逆に言えば暗い場所で撮りたければ外せば良いって事なんだろうか。

補正レンズをはめ込んだらチェキを入れて裏蓋を閉じる。

後はシャッターを切れば写真が印刷される。便利。

ピント (2020/1/7)

これがクッソ難儀だった。

元々バチっとピントを合わせられるカメラでもなさそうなので大体で良いんだと思う。

レンズ枠の下にある呑気な絵に合わせて大体の焦点を決める。

レンズ本体下部にあるレバーで露出を決める。

曇りマークから順にF8→F11→F16→P(ピンホール)となっている。

間違えて太陽マークのまま写真を撮ると恐ろしく暗い画になるので現像して身をもって体験して欲しいでっす。

ちなみにシャッタースピードは1/60の固定。

そしてシャッターがレンズ横に付いているのでクッソブレる。シャッター切ると勢いのままカメラ本体が沈む感じ。

とにかく撮影が難しい。

こんなんで間に合うのだろうか。

展示 (2020/1/10)

なんとか間に合ったので良かったものの、俺以外誰もダイアナとFisfeyeを使っていないという驚愕の事実というか、今のトレンドが胸にきりもみ回転しながら突き刺さった。

どうやらLC-AというカメラとSIMPLE USEという何度でも使える写ルンですみたいなカメラを使用している人が多く、特にLC-Aは3万円くらいする結構ちゃんとしたカメラの様だ。

2台で500円、つまり1台250円である俺のDianaの120倍の金額のカメラとの熱い勝負を未来永劫と繰り広げてはいかなければならない。

望んでもいないのにマイノリティになってしまうのは、たいして調べもせずに見切り発車で何でも始めてしまう僕の悪い癖。全部わかってる。

とりあえず、このDianaというカメラを使いZINEやTシャツを作りやっていこうと心に決めました。

展示した写真の一部。俺はとても良いと思っている。

展示用の小さなZINEモドキとして現在作成中。

ダイアナマスターへの道(2020/1/24~)

展示が終わったと同時に何故か普通のDiana+が我が家に舞い降りてきた。

本当は皆と同じLC-Aが欲しかったんだけど、そうは問屋が卸すわけもなく、これで当分は写真を撮っていこうと思いまっす。

こちらはフラッシュが無いタイプ。

とりあえずブローニーフィルムなるものも買いました(1枚換算で100円近くして卒倒したけど)

ダイ・ハードなDianaユーザーはネットでは見つからなかった(きっとみんなDianaは卒業したんだと思う)ので1人でコッソリやっていこうと思いまっす。

これは俺がDianaマスターへとなっていく、そんな記録。

スポンサーリンク
PC版:インフィード広告(記事タイトル下)